みなさん、乾杯してますか?編集長S(@kanpaitimes)ですッ。
葡萄(ぶどう)は葡萄でも、”山葡萄”の果汁を使ったチューハイが登場ッ。今回紹介するのは、全農の『岩手県産山葡萄サワー』だ!
山葡萄(ぶどう)?全農?知らない果物で、全国農業協同組合連合会が缶チューハイを販売、とわからないことだらけの缶チューハイである。味はどうだろうか?
飲んでみる。ごくり。
う、うすい?
山葡萄という聞き慣れない言葉に引っ張られ、渋いブドウの味がすると考えていた。しかし、全農の山葡萄サワーは飲みやすく、ほのかに葡萄香るチューハイである。山葡萄がこんなに飲みやすいなんて。
・山葡萄とは?
そもそも”山葡萄”とはどんな果実なのか。
山葡萄とは、甲州と並んで日本に二つしかない在来種、つまり日本の風土が生んだ「ジャパンオリジナル」のぶどう。基本的に日本だけに分布しますが、中でも北海道から本州の山間地に多い。一般的なぶどう品種に比べ1粒が8ミリ程度ととても小さいのが特徴。一方種は大きく、一粒からほんのわずかな果汁しか採れません。実がなるまで6年もかかるので、とても希少性が高いものです。
佐幸本店「山のきぶどう」より
・全農が缶チューハイを販売している理由
希少な果物である”山葡萄”をなぜ全農がチューハイにして販売しているのか。
全農とは、全国農業協同組合連合会のことであるが、農家の支援をしているイメージが筆者にはある。
公式webサイトを見てみると、
「山ぶどう」は東日本大震災の影響により東北地域の販売先等への出荷が減少しており、サワーとして商品化することで、生産者の所得向上を目指しています。
今回の『岩手県産山葡萄サワー』もやはり生産者支援のようだが、希少なフルーツの味が手軽に楽しめるのはうれしい。
↓お酒を飲み始めた人に伝えたい7つのことをまとめました。お酒で失敗しないためにもぜひ。
・『岩手県産山葡萄サワー』に合うおすすめのグラスは?
缶のまま飲むのもいいが、もっとチューハイを楽しみたいッ
ということで、3種類のコップを使って飲んでみる。
①ワイングラス おすすめ度★★★★☆
飲みやすく、山葡萄の香りが楽しめるが、ジュースのようだ
②ふつうのコップ おすすめ度★★★☆☆
山葡萄の甘さを強く感じ、飲みにくい
③ジョッキ おすすめ度★★★★★
甘さが抑えられ、ほどよくアルコールを感じる
↓グラスで飲むと味や気分が変わりますよ
・お酒で世界をよりよくしていこう
いきなりだが、”SDGs”という言葉を知っているだろうか。
”SDGs(エス・ディー・ジーズ)”は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことで、かみくだくと「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)持続可能な社会の実現を目指すために、世界共通の目標に向かって取り組みを進めよう!」のことである。
なぜ急に”SDGs”の話をしたかというと、全農が”山葡萄”の商品化に際し17ある”SDGs”の中の3つの目標を達成しようとしているからだ。
全農が山葡萄の商品化で実現させる3つの目標
- 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 12 つくる責任つかう責任
- 15 陸の豊かさも守ろう
おいしいお酒が飲めて、
日本が潤うならこんなにいいことはないッ
・ 『岩手県産山葡萄サワー』 の評価:おすすめ度星3
↓全農の缶チューハイをまとめてみましたッ
↓おすすめの缶チューハイをまとめましたッ。もし見かけたらぜひ飲んでみてください
『岩手県産山葡萄サワー』純アルコール量:12.8g(適正飲酒量1日平均純アルコール量20g)
執筆:編集長S
photos:KanpaiTimes
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