【安い?】アルコール感受性遺伝子検査やってみた|発送編

わたしがアルコール遺伝子検査に興味を持ったキッカケは、健康診断で訪れたクリニックの張り紙でした。ポスターには「アルコール体質を知って、お酒を楽しく飲もう」と書かれていたのです。



わたしはポスターを見た瞬間、遺伝子を検査してみたいというワクワク感と、結果について本当に信頼できるのかという不安感を覚えました。

そして、今回行ったアルコール感受性遺伝子分析キットはほかの遺伝子検査に比べると比較的安いことと、このままお酒を飲み続けても大丈夫なのかというカラダへの心配がアルコール遺伝子検査を受けさせたのです。


みなさんも自分のアルコール体質を知っておきませんか?


遺伝子を検査するキットは色々あります。今回わたしが使用したキットは、ハーセリーズの『アルコール感受性遺伝子分析キット』です。



アルコール感受性遺伝子検査

ハーセリーズの『アルコール感受性遺伝子検査』はADH1B遺伝子(rs1229984)アルコール脱水素酵素
・ALDH2遺伝子(rs671)アルデヒド脱水素酵素
、の2つの遺伝子を対象に検査します。



詳しく説明していきます。

検査でわかること


当てはまるものはありますか?
  • 体調面でお酒が飲める日と飲めない日がある
  • お酒を飲むと、顔が赤くなる
  • 飲んだ次の日も酒が残っている感じがする



これらはすべて、2つのアルコール感受性遺伝子が、もしくは一方が働かないことで起こります。今回私が行った『アルコール感受性遺伝子検査』は、2つのアルコール感受性遺伝子の活性度合いを検査します。



そして、2つの遺伝子の活性度合いから、9タイプある分析結果のうち、どのタイプがあなたに当てはまるか判定するのです。




2つのアルコール感受性遺伝子について

アセトアルデヒドって聞いたことありますか?


アセトアルデヒドは毒性が強く、体内に蓄積(分解能力が弱いと)されると、顔が赤くなったり、動悸が早くなったり、気持ちが悪くなったりします。



『アルコール感受性遺伝子検査』は、アセトアルデヒドに関する以下の2つの遺伝子の活性度合いを検査します。


2つの遺伝子について
  1. ADH1B遺伝子(1B型アルコール脱水素酵素)
  2. ALDH2遺伝子(2型アルデヒド脱水素酵素)



2つの遺伝子を詳しく説明します。

ADH1B遺伝子(1B型アルコール脱水素酵素)

アルコールをアセトアルデヒドに変える酵素


・ADH1Bの遺伝子体質(タイプ)によってアルコールの分解能力が異なっており、体質(タイプ)によって、「お酒が飲める体質か、飲めない体質かどうか」を判定します。

・酵素活性の判定は「低活性型」「活性型」「高活性型」の3タイプになります。


ALDH2遺伝子(2型アルデヒド脱水素酵素)

アセトアルデヒドを酢酸に変える酵素


・ALDH2の遺伝体質(タイプ)によってアセトアルデヒドの分解能力が異なっており、体質(タイプ)によって、「お酒が強いか、弱いか、飲めないか、そして飲酒により健康への影響が高いか」を判定します。

・酵素活性の判定は「活性型」「低活性型」「非活性型」の3タイプになります。



実際にアルコール感受性遺伝子検査をやってみた

①アルコール感受性遺伝子検査キットが到着したら、中身を確認しましょう。

①はじめにお読みください


②確認書


③同意書


④検査用綿棒


⑤web登録カード【超重要】

※Web登録カードは絶対なくさないようにしましょう。



②付属の綿棒でほほの内側(口腔粘膜)をこすります。


③採取した検体と、同意書を専用の封筒に入れて投函します。



④検体が分析センターに到着後、約15営業日で結果が送られます





わたしの検査結果がと届きましたので、早速見ていきましょう。

・『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』結果報告

筆者の検査結果は、

依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ(W1型)でした



W1型は、

アルコールをアセトアルデヒドに分解するアルコール脱水素酵素(ADH1)低活性型”、アセトアルデヒドを酢酸に分解する2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)活性型”

というアルコール体質のタイプです。



・『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』結果報告詳細

検査結果を詳しく見ていきます。筆者が受けた『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』は、アルコールの分解に重要なアルコール脱水素酵素B(ADH1B)と2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の2つの遺伝子を検査します。2つの遺伝子の活性度合いを調べ、以下の図の9タイプに分類するのです。



遺伝子検査
公式webサイト


筆者は9タイプのアルコール体質のうち、左上の、”依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ(W1型)”と判定されました。W1型は、日本人に2.8%いるタイプのようです。



わたしのタイプの特徴は、

飲酒しても顔が赤くなりにくいですが、アルコールの分解が遅いので、大量に飲酒した場合、翌日まで酒臭さが残りやすいタイプです。また、ほろよい気分になりやすくアルコール依存症にもっともなりやすいタイプです。アルコールがゆっくりと代謝されるため、アルコールが脂肪として蓄積されやすく、飲酒によりいわゆる「ビール腹」になりやすい傾向があります。

検査結果レポートより
ビール腹イメージ図



筆者の酔い方を図にすると、こんな感じです。



筆者はよく、「顔に出ないよね」「本当に酔ってる?」と言われます。自分自身お酒に強いと思っていましたが、実際は違うようで、最初のアルコール分解が遅いために酔うまでに時間がかかっていただけでした。



この気づきは、すごく重要ですよね。自分は酔っていないと思ってお酒を飲むけど、体にはしっかりとアルコール爆弾が蓄積し、最後に一気に爆発する。W1型の方は爆発を起こさないよう、アルコール摂取のコントロールが最も大事なタイプです。


・検査結果補足

『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』は遺伝子の検査だけではなく、栄養のアドバイスやタイプ別の罹患率の高い病気、予防ポイントを教えてくれます。



筆者のW1型は、アルコール脱水素酵素(ADH1)の活性が低いので、働きを助ける成分(亜鉛)を積極的に摂ることを勧められています。亜鉛・・・牡蠣、レバー、牛肉、かになど。



そして、W1型はアルコール依存症に最もなりやすいタイプなので、予防としてストレスマネジメントが挙げられているのです。タイプ別へのアドバイスは一般的なアドバイスにみえますが、改めて言われると”注意しなければ”と思わせてくれます。



・検査をしてよかったこと3つ

筆者がお酒を飲み始めたのが大学生の時なので、飲酒歴は10年ほどです。これからもお酒を飲むのだから、遺伝子検査をしても意味がないという方もいるでしょう。



しかし、『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』をやってみて、筆者は検査してよかったと思っています。遺伝子検査を受けてよかった点を3つ紹介します。


自分の飲み方を見直すキッカケになる

遺伝子検査

筆者はこれまで、自分はお酒が強いと思っていました。お酒を飲んでも顔に出ず、長時間飲んでいられるからです。しかし、アルコールの影響が体に出ないのは、アルコールを分解する酵素の働きが弱いからでした。



検査していなければ自分のアルコール遺伝子が低活性だと知らず、お酒が強いと勘違いして今後も飲み続けていたでしょう。これからは飲むペース、もしくは飲む量をコントロールしていこうと思えました。


深酒にならないよう心理的な歯止めになる

お酒を飲んでいると、まだまだ飲めそうと思える時があります。気づいたら夜中の2時だったことも数えきれないほどです。しかし、筆者のアルコールタイプはアルコールの分解が遅いので、飲酒後半に一気に酔いが来ます。深酒しようものなら、翌日までずっと体の中でアルコールを分解していることになるのです。



自分の体は分解が遅いのだと知っていれば、深酒しようとしたときに”やめておけ、お前の体はアルコールを分解できていないぞ”と思うでしょう。


・ビール腹になりたくないッ

遺伝子検査

ビール腹になるのはビールを毎日飲むからだけではないようです。筆者のタイプはアルコールの分解が遅いため、アルコールが脂肪として蓄積されやすい。ビール以外のアルコール飲料でもビール腹になるのが”W1型”なのです。聞きたくなかったですね。




・価格は?、どれくらいでわかる?

『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』の価格は

『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』は税込5,806円です


アルコール分解に関する2つの遺伝子だけを検査するので、全遺伝子を検査するよりも安いです。


すべての遺伝子を検査しようとすると、3万円ほどします。しかし、今回のアルコール感受性遺伝子検査キットの値段は、検査対象をアルコールに関係する遺伝子の検査だけに限定することで税込5,806円です。


実はお酒が飲めないのに、飲み会に参加しなきゃいけないこともあるかと思います。検査結果から、お酒がほとんど飲めない、いわゆる”下戸”という結果が出れば、飲み会を断る理由になるかもしれません。

どれくらいでわかる?

式webサイトには、検体到着から約15営業日と記載されております。筆者の場合は、検体が10/7に着き、検査結果の通知が来たのが10/15でした。約1週間ほどで、自分のことがわかりました。



個人情報の取り扱い

あなたの遺伝子は、個人情報です。


遺伝子解析研究の進展は、個人遺伝情報を用い、情報技術を駆使した幅広い医療・健康サービスによる人々の健康や福祉の向上、さらには新しい医療・健康サービス産業の育成に重要な役割を果たします。一方、個人遺伝情報解析は、本人及びその血縁者の遺伝的素因を明らかにし、また本人を識別することができるなど、その取扱いによっては、倫理的、法的又は社会的問題を招く可能性があるため、人権を尊重し、社会の理解と協力を得て、個人遺伝情報の厳格な管理の下で適正に事業を実施することが不可欠である。

経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドラインより



検査を受ける前に、キットに同封されている書類に目を通しましょう。検査データは同会社のサポートセンターに削除依頼すれば、対応していただけます。




・まとめ

筆者は『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』やってよかったと思っています。自分のお酒の体質について勘違いしていたとわかり、今後お酒を飲む重要な情報を手にすることができました。


しかし、同時に検査を受けた奥さんの考えは違いました。奥さんが検査結果を見た時の感想は、



”知りたくなかった”、です。



理由は、お酒は楽しく飲みたいのに、検査結果が頭にちらついて歯止めがかかるからと言っていました。


わたしはお酒に関して悩んでいる方や毎日お酒を飲んでいる方に、『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』ぜひおすすめしたいです。



検査結果をどう受け止めるかはみなさん次第ですが、お酒人生が少しだけ変わります『GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット』を受けて、筆者はみなさんに楽しいお酒ライフを送ってほしいと願っております。


参考リンク:『アルコール感受性遺伝子分析キット』

執筆:編集長S

photos:KanpaiTimes

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