2017年から販売が始まった、”寶CRAFTシリーズ”。今回紹介するのは、2019年10月仲間入りの『寶CRAFT 山梨のもも』だッ
みなさん、乾杯してますか?編集長のSですッ。
地域限定のチューハイとして販売されている”寶CRAFTシリーズ”。地元を知るという意味でも、見かけたらぜひ飲んでみてほしいッ
8・9月といえば、”もも”が旬の時期である。一番おいしい季節に、『寶CRAFT 山梨のもも』を飲めるなんて幸せだ。とりあえず飲んでみる。ごくり。
す、すっぱい!?
まず感じたのは酸味。そして、あとから”ももの甘さと香り”がくる。200円ちょっとのチューハイなのに、しっかりとコクがあるとは。なにが入ってるのだろうか。
<もも、ももスピリッツ、焼酎、白ワイン、酸味料、香料、増粘剤、酸化防止剤>
『寶CRAFT 山梨のもも』の甘さを引き立てる酸味の正体は、おそらく”白ワイン”だろう。白ワインを配合することで味に深みが出るだけではなく、香りも豊かになっている。
しかし、白ワインが多すぎるとせっかくの”もも”が台無しだが、このチューハイは絶妙なバランスでまとまっている。
・”山梨”のもものワケ
”もも”といえば、山梨県や福島県が有名である。2018(平成30)年のももの出荷量を見ると、山梨県が1位で、なんとシェア率35%(3万9400トン)となっている。
さらにびっくりなのが、山梨県で生産しているももの”品種の多さ”である。政府統計ポータルサイト・e-Statで果樹品種別生産動向調査を見てると、
山梨県では29品種のももを生産。
そして、
生産品種の多さも、山梨県が1位である。
山梨県で生産されているももの品種
ちよひめ、日川白鳳、やまなし白鳳、加納岩白桃、暁星、みさか白鳳、はなよめ、夢しずく、夢みずき、長沢白鳳、一宮水蜜、紅綿香、なつおとめ、なつっこ、夢あさま、あかつき、一宮白桃、浅間白桃、白鳳、嶺鳳、黄美娘、ゆうぞら、幸茜、黄金桃、白桃、川中島白桃、ゴールデンピーチ、さくら、アルプス美人
e-Statー平成30年産特産果樹生産動態等調査ー果樹品種別生産動向調査より
今回の『寶CRAFT 山梨のもも』では、どの桃が使われているかわからない。もし、この中のいくつかの品種が混ざっているとしたら、
複雑で贅沢なチューハイであるッ
↓お酒を飲み始めた人に伝えたい7つのことをまとめました。お酒で失敗しないためにもぜひ。
・『寶CRAFT 山梨のもも』の美味しい飲み方は?
缶のまま飲むのもいいが、もっとチューハイを楽しみたいッ
ということで、3種類のコップを使って飲んでみる。
①ゴブレット おすすめ度★★★★☆
白ワインを強く感じ、甘さが抑えられている
②ふつうのコップ おすすめ度★★★★★
ももの味わいがしっかり感じられ、飲みやすい
③ゾンビグラス おすすめ度★★★☆☆
アルコール感をきつく感じ飲みにくいが、もも感は1番
・本当に合うか知りたい
チューハイとして、『寶CRAFT 山梨のもも』は完成された1本である。筆者はこのチューハイを料理と合わせるのは、不向きかと考えていた。しかし、公式webサイトにこんな文言があった。
ほ、ほうとう、だとッ
『寶CRAFT 山梨のもも』と”ほうとう”の味の合わさりが、全く想像できない。どんな複雑な味わいになるのか、ぜひ楽しんでみたいッ
↓おすすめの缶チューハイをまとめましたッ。もし見かけたらぜひ飲んでみてください
『寶CRAFT 山梨のもも』純アルコール量:18.48g(適正飲酒量1日平均純アルコール量20g)
参考リンク:宝酒造,e-Stat(政府統計ポータルサイト),農林水産省
執筆:編集長S
photos:KanpaiTimes
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